安彦良和著「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(特別編)」第24巻 (角川コミックス・エース /2015年2月初版)を読む。
作品完結後に特別に新規で描き下ろされた3作品に加え、ガイドブック収録の3作品合わせて6作品を1冊にまとめて刊行。
開戦前のザビ家の動向、終戦後のホワイトベースの仲間のその後が描かれる。
【収録作品】
・その前夜
・キャスバル0057
・アルテイシア0083
・アムロ0082★★★★★★★・・・(7)
23巻でキレイに終わっている「THE ORIGIN」ですが、ファンの「もっと安彦ガンダムを!」と言う声と、出版社の「もうちょっと儲けよう」と言う欲が放った「THE ORIGIN」の最後っ屁。
で、まんまと乗っかっております。
「その前夜」は正に第1話のサイド7が襲撃される前夜の物語・・・でも、個人的には「だから?」って感じかな。
「キャスバル0057」はキャスバルが誕生したその日を描いた物語。
若きザビ家の面々と幼い(?)ハモン等の登場と、サイド3の当時の状況が分かる一編です。
記者になりすましたカイ・シデンが取材と称してセイラ・マスに会いに行く「アルテイシア0083」は、のちのカイとセイラの同行が伺える物語。
アムロとフラウ、ハヤトたちが日本を訪れ出雲を観光する「アムロ0082」は半分はギャグ漫画となっていますが、ラストのアムロの台詞がその後に続く物語の伏線になっているようです。
どれも蛇足と言ってしまえば蛇足の物語!ですが、悲しいかなオリジンのファンなら読んで全然損が無い作品になっているのが、悔しくもあり嬉しいトコロ。
遅ればせながら、読んで良かった・・・・
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2019/01/08(火) 00:19:01|
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