吉本浩二著「ルーザーズ~日本初の週刊青年誌の誕生~」第2巻(双葉社/アクションコミックス/2018年12月初版)を読む。

1967年初頭、「漫画ストーリー」編集長の清水文人は、それまでにない青年向けの新しい漫画を世に送り出そうと悩んでいた。
モンキー・パンチと吉元正という2人の若い柱が揃い、文人は増刊号を出すために動き出す。
その名は「アクション」――。
徹底した取材と漫画への愛情から紡ぎだされる「漫画アクション」創刊秘話、第2弾!
★★★★★★★・・・(7/10)
第2巻はモンキー・パンチ氏と一緒に「漫画アクション」の2大柱となるバロン吉本氏のエピソードから始まります。
バロン吉本氏は「復讐師」「殴り屋」「宮本武蔵 五輪書」「片目のハイエナ ガンファイター」「小さな巨人」「陰獣」など読んでいますが、一番印象的なのはTVドラマ「探偵物語」のポスターですかね。

作中出てくる自画像とは違い、実際にはお洒落な方だったのですね。

今巻でもまだ「アクション創刊」まで至りませんが、いよいよ創刊に向け本格始動をはじめ、裏方である編集者たちがコチラをワクワクさせるような動きを見せてきます。
個人的にはモンキー・パンチ氏とルパン三世と漫画アクションとの繋がりをもっと知りたくて読み始めた漫画でしたが、この双葉社と言う出版社と個性的な編集者たちにも興味が湧いてきました。
さて、この物語がいつまで続くのか?
アクションの創刊?繁栄?衰退?休止?復刊?・・・・
とりあえず主人公である清水編集長が偉く(社長?)なるまでは描いて欲しいかな・・・個人的には。
※1967年「漫画ストーリー」増刊号「漫画ストーリーアクション」
※左「漫画ストーリー」1967年5月13日号掲載 吉元正著 「白い墓穴」
※右「漫画ストーリー」1967年6月24日号掲載 モンキー・パンチ著 「刺殺旅行」
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2019/02/13(水) 00:54:09|
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