■作/佐々木守 画/小島剛夕 「宮本武蔵」 全1巻 (双葉社/アクション・コミックス/1985年8月第1刷)
その剣はまさに烈火の如し!
二刀二天の太刀は、立ちはだかる機多の剣豪を苦しめ、打ち倒していった。
吉岡一門、巌流小次郎、柳生石舟斎・十兵衛・兵庫、そして天草四郎、まろびの軍兵衛、丸目蔵人佐。
しかし、武蔵の苦悩も同時につのっていった・・・・究極の剣理とは、一体なんなのか!?
佐々木守氏は脚本家・放送作家でありながら漫画の原作者としても活躍した方です。
漫画の一番のヒットは水島新二作画の「男どアホウ甲子園」でしょうか。
小島剛夕氏とのコンビであれば、私が持っていた漫画では「天地に夢想」のコンビかな。
小島氏はこれ以前に「斬殺者(梶原一騎氏の原作、小島剛夕氏の画で描かれた巌流島以降の宮本武蔵の漫画)」を描いているので、宮本武蔵を描くのはお手の物だったでしょう。
本書は私が「宮本武蔵」に凝った一時期に購入した作品。
小池一夫氏や梶原一騎氏とはまた違った武蔵へのアプローチで、全1巻なので一つ一つのエピソードは短いのですが、その分巌流島以降の武蔵の邂逅と心境の変化を描いています。
全1巻で描くには短すぎる内容で多少の物足りなさは感じてしまいますが、「武蔵の漫画」の中では(表紙を含め)気に入っている作品です。
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2022/03/02(水) 00:11:01|
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