画:木村直巳 作:不動チカラ 「殺気ゆえ~遠くから呼ぶ声あり」上巻(竹書房/近代麻雀コミックス/1998年刊)を読む。
一匹狼の裏プロ・深見は、幼い頃に見たある光景に囚われている。
それは、夕焼けの海岸で出くわした異様な風体の男の姿。
そして、存在しない137枚目の牌の悪夢にうなされていた。
あるとき、深見は超高レートの卓で心理カウンセラーの沼部という不思議な男に出会う。
沼部は彼の悪夢を見抜き、カウンセリングへと誘った。
心を読むような沼部のカウンセリングに、深見は次第に自らの心の深淵と欲望を知ることとなる。
そんな彼に、沼部は深見と同じ《病理》であり、医者と患者の関係は逆転することもあると語る……★★★★★・・・・・(5/10)
1996年~1998年「近代麻雀ゴールド」に掲載された麻雀漫画です。
麻雀は知らない私ですが、原作者が好きで、以前に(下)を古本屋で見つけ購入したのですが、それだけ読んでも意味が分らず、以来ずっと探していた本です。
原作者の不動チカラは・・・一般的にはあまり聞いたことのないお名前だと思いますが・・・・
「ライブマシーン」「ハード&ルーズ」「ア・ホーマンス」「迷走王ボーダー」の狩撫麻礼で
韓国やハリウッドで映画化させた「オールドボーイ」の土屋ガロンで
「湯けむりスナイパー」「リバースエッジ大川端探偵社」のひじかた憂峰なのです。高校のころより狩撫ファンの私としては読まない訳にはいきません。
で、すぐに読みましたよ。

本作は
麻雀の裏プロが主人公のサイコサスペンスです。
子供の頃に出会った殺人者の記憶と存在しないはずの牌の夢に悩む主人公。
自分しか知らないはずのその夢を見事に指摘した裏の心理カウンセラーの男。
主人公の過去とこの2人の出逢い、そして夢の正体は・・・と物語が動き出した所で上巻は終わっていますが
あれ
こんなお話しだったのか?
うろ覚えの下巻の記憶を探ると・・・
だったら、この問題に対し、下巻ってちゃんと答えを出していたかな?
もしかして中途半端に終わっていないか?
あれ、いくら探しても下巻が無い。
せっかく読了出来ると思ったのに
今度は下巻を古本屋で探さなければならないのか?ブログランキングに参加しています!
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2014/11/01(土) 00:14:34|
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