漫画荒雑録安野モヨコ著　「脂肪と言う名の服を着て―完全版」　全1巻

漫画の記録と感想

安野モヨコ著　「脂肪と言う名の服を着て―完全版」　全1巻

安野モヨコ著「脂肪と言う名の服を着て―完全版」全1巻（文春文庫／2009年刊）を読む。

OL・花沢のこは、ふとっているという劣等感から気が弱く、職場でもいじめられていた。

嫌なことがあるたびに過食に走り、食べることで現実から目をそむける毎日。

そんな時、長年付き合ってきた彼氏を奪われたのこは、弱い自分と決別し、幸せになるためにやせることをけっしんするが……。

怖いほどリアルな、衝撃のダイエットコミック。

★★★★★★・・・・　

著者の代表作ですが読むのは初めてです。

掲載が1996～1997年と結構古い作品ですが、内容的にはそれほど古さは感じさせません。

この“ダイエット”と言う得体の知れない宗教は女性の永遠のテーマなのでしょうね。

男の私にはそれほど怖くも無ければリアルにも感じませんでした。

ただ、著者が言いたかったであろう“心のデブ”に関しては、思う所が多々ありましたね。

なかなか面白かったです。

ですが、後味があまり良く無いラストだったので

口直しに大島弓子先生の「ダイエット」を読んでしまいました・・・すみません。