fc2ブログ

漫画荒雑録

漫画の記録と感想

ひおあきら著 「宇宙戦艦ヤマト」 全1巻

作:藤川桂介 画:ひおあきら 「宇宙戦艦ヤマト」(朝日ソノラマ/SUN WIDE COMICS SPECIAL/1993年刊)を読む。

20160403-007 20170108-008

西暦2199年。

地球は謎の星間国家ガミラスの攻撃を受け滅亡の危機に瀕していた。

遊星爆弾による放射能汚染は地表全土に広がり、地下都市に逃れた人類を刻々と蝕みつつあった。

地球防衛軍も敗退し希望の全てを失った時、14万8千光年の彼方、惑星イスカンダルの女王スターシャからのメッセージが届く。

イスカンダルには地球の滅亡を救う放射能除去装置コスモクリーナーDがあるという。

そして、さらにそのメッセージには人類の技術水準を遥かに上回る機関「波動エンジン」の設計図が託されていたのだった!

1974年から1975年にかけて朝日ソノラマのサンコミックスから全3巻で描き下ろしで発行されたコミカライズ作品。

アニメ版の脚本を担当した藤川桂介が構成を行い漫画原作を担当。


★★★★★★・・・・(6/10) 


その存在は小学生の時から存じていましたが、こうやって読むのは初めてです。

子どもの頃は「ヤマト」は松本零士の作品と信じていたので、作画を含め本作がまがい物の様に思えたのと、全3巻が小遣い的に辛かったのが原因でしょう。

本作はどうやら全1巻なので、今更ながら試しに読んでみました。

なかなか興味深い「ヤマト」でした。

原作がアニメ版の脚本家なので、もしかしたらコチラの方が当初の設定の「ヤマト」に近いのかもしれません。

何度もヤマトを助けに登場するキャプテン・ハーロック(古代守)や

20140519-1116

イスカンダルに到着する前に息を引き取る沖田艦長

20140519-1117

ガミラス星を道連れに自爆するイスカンダルとスターシャ

など、アニメ版とは一味違う「ヤマト」が楽しめる作品でした・・・地球に着く前に物語は終わっちゃうけど。

20140519-1118

※気になった台詞

ヤマトがガミラス星を空爆し、ガミラス星人を皆殺しにしながら

森  「かわいそうだわ・・・だってあの中には女の人や子どもも・・・」

古代 「まちがった指導者を選んだ国家のたどる悲劇だ・・・」

つまりは死んで当然だって事?

20140519-1112

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

関連記事
スポンサーサイト



テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/05/23(金) 00:53:38|
  2. 朝日新聞出版[朝日ソノラマ]
  3. | コメント:0
<<真鍋昌平原作 「 闇金ウシジマくん」(2012年) | ホーム | 古谷実著 「サルチネス」 第1巻>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

トミー荒野

Author:トミー荒野
古い本の整理をしているので、最近は発掘した昔の漫画のコメントばかりになっています。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
漫画四方山話 (24)
漫画雑誌、漫画関係書籍 (16)
漫画家別読了作品一覧 (8)
出版社別漫画一覧 (926)
朝日新聞出版[朝日ソノラマ] (13)
秋田書店 (60)
イーストプレス (6)
潮出版 (2)
エンターブレイン (32)
太田出版 (16)
角川書店 (70)
奇想天外社★ (12)
幻冬舎 (19)
コアマガジン (1)
小池書院[スタジオシップ] (5)
廣済堂 (5)
講談社 (188)
実業之日本社 (6)
集英社[創美社] (48)
小学館 (150)
祥伝社 (7)
少年画報社[大都社] (29)
新書館 (2)
新潮社 (11)
晋遊舎 (2)
スクウェア・エニックス (12)
スコラマガジン (2)
青林工藝舎 (1)
青林堂 (2)
竹書房 (7)
辰巳出版 (1)
筑摩書房 (1)
中央公論社 (10)
徳間書店 (20)
日本文芸社 (10)
白泉社 (18)
扶桑社 (3)
双葉社 (46)
ぶんか社 (2)
文藝春秋 (5)
芳文社 (6)
マガジンハウス (2)
メディアファクトリー (9)
リイド社 (58)
ワニブックス (2)
その他出版社 (25)
漫画名場面集 (4)
小池一夫作品 (40)
狩撫麻礼作品 (40)
漫画原作映画 (112)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR