吾妻ひでお著「アル中病棟 失踪日記2」(イーストプレス/2013年10月18日第3刷)を読む。
過度の飲酒でアルコール依存症となり、担ぎ込まれた通称『アル中病棟』。
入院してわかったお酒の怖さ。
そこで出会ったひとくせもふたくせもある患者や医者たち。
かわいくて厳しいナースたち。
そしてウソのようで本当の、驚くべきエピソードの数々。
そこから著者はいかにして、アルコール依存症から抜けだしたのか?
30万部ベストセラー『失踪日記』から執筆8年、満を持しての続編刊行!★★★★★★★・・・(10/7)

著者の悲惨(?)な実話を面白おかしく綴った「失踪日記」第2弾。
前作後半で語られた「アル中病棟」の入った著者のその後のストーリーです。
アルコールの怖さを明るいタッチで、読みやすく描いていて、大の酒飲みの私としては、面白いやら恐ろしいやら。
周りから「体に悪いから酒を控えろ」と言われても何の反省もしない私のような人間は一度読んでみるといいかも?
とは言え今回はルポタージュの色が濃く、ギャグ漫画としては前作よりも笑える場面は(いろんな意味で)少なかったかな。
ただ、退院して社会復帰する最後の数ページはギャグ漫画とは思えない深い余韻を残すのは確か。
ジックリト読み込むのではなく、軽く何度も読み返したくなる作品です。
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2017/05/17(水) 00:08:01|
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