カリブ・マーレイ原作 木崎ひろすけ作画 「少女ネム」第1巻(アスキー/アスキー・コミック/1997年刊)を購入。
漫画家を目指す高校生の女の子・ネム。
元漫画家のゴローと出会ったことから、作品を生み出すことの貴重さを学んでゆく。
一人の少女のイノセントな輝きを描写した、瑞々しい青春グラフィティ。
★★★★★★・・・・(6/10)
月間コミックビーム1996年5月号~1966年12月号掲載。
狩撫ファンの私だが、これは知らない作品だった。
物語は
>漫画を描くのが好きで、ただ漠然と“漫画家”を目指したいた少女・ネムが、商業的漫画に嫌気がさした元漫画家・木村ゴローと出会い、少しずつ、周りの世界 そして、そこに立っている自分を意識し始じめる
と言うお話。
ゴローのぶっきらぼうで棘のある台詞はいつもの狩撫節ではあるのだが、全体的に優しい物語に仕上がっている。
また、作画の木崎氏の絵柄も、緻密でありながら柔らかく繊細で美しい。
(何故ネコ型人間なのかはわからんが)
すごく面白い!って訳ではないが、これから主人公がどうなって行くのかとても気になる話だ・・・・・
と思っていたら
これで終わりだそうである。
つづきの話は何話か連載されたらしいがその後連載中止となり、単行本はこの1巻のみとなっているらしい。
理由は作画の木崎氏の若すぎる死。とても惜しい作品だ。FC2 Blog Ranking
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2007/05/27(日) 00:02:29|
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