■原作/辻真先 作画/石川賢 「聖魔伝」 第1~3巻【完】 (朝日ソノラマ/SUN WIDE COMICS)
第1巻/1984年5月31日初版
第2巻/1984年6月25日初版
第3巻/1984年7月20日初版
醜きユンクは神の子、美しきテレサは悪魔の子―愛し合う二人が、なぜ憎み闘いつづけなければならないのか!?
大天使、大悪魔の凄絶な闘争を背景に、永遠の愛を追求する衝撃作!★★★★★★★★・・(8/10)
先日、実家の漫画を整理していた時に見つけ、再読・・・・そんなコトばっかりしているので、一向に片付きません。
「聖魔伝」は朝日ソノラマ発刊「マンガ少年」1976年9月創刊号~7199年1月号に連載された作品で、原作者の辻真先氏は桂真佐喜と言う変名で表記されていました。
石川賢氏の漫画では「ゲッターロボ」「魔獣戦線」に続く好きな作品で、子供の頃はサンコミックス版で持っていましたが、その後古本屋に売ってしまった記憶があるので、本書はその後に再度購入したものと思われます。
※朝日ソノラマ/サンコミックス/全4巻(1977年~1979年発刊)石川賢氏が永井豪氏の「デビルマン」に強く影響された作品で、神対悪魔の構図や異次元でも永遠の戦争など、のちの「ゲッター」や「MIROKU」などの石川漫画の原点とも言える作品です。
この頃の石川氏の絵はほとんど永井豪と見分けがつかないくらいソックリで、私も子供の頃は永井作品だと思っていました。


ただ、原作者がちゃんと別にいるので石川氏特有の迫力のバイオレンス場面が控えめになっていたように思われます・・・そう言う意味では内容は途中半端ですが
バッタバッタと敵をぶち殺す「魔獣戦線」の方が好きでした。ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2018/02/23(金) 00:11:42|
- 朝日新聞出版[朝日ソノラマ]
-
-
| コメント:1
ルシフェルが関西弁話す不細工なオッサンだったり、核シェルターに残された文化人たちが自棄になって乱行したりなどの辻真先テイストは最高でしたね。
こちらの作品ももっと知られて好い&辻先生御存命の間に何とかしてアニメ化して欲しいのですが……
- 2021/11/06(土) 21:13:43 |
- URL |
- 流浪牙-NAGARE@KIBA- #-
- [ 編集 ]