漫画荒雑録谷口ジロー著　「暴力街２１分署」　全1巻

漫画の記録と感想

谷口ジロー著　「暴力街２１分署」　全1巻

■作／関川夏央　画／谷口ジロー　「暴力街２１分署〈無防備都市〉」　全1巻
（竹書房／バンブーコミックス／1985年2月第1版）

街は牙をむいた獣の姿をしている・・・・無防備都市

【収録作品】
PART-1　「狼も死ね!!豚も死ね!!」　PART-2　「出航〈ロング・グッドバイ〉」　PART-3　「ルーキーとベテラン」　
PART-4　「誘拐」　PART.5　「ヤクザ業界」　PART.6　「退き際」　PART.7　「秋の花火」　

★★★★★・・・・・（5/10）　

関川夏央氏と谷口ジロー氏がコンビを組んだ刑事漫画「無防備都市」の選り抜き再版です。

全11話中、本書では7話を収録・・・第1話と最終はあえて入れなかったのでしょうか。

なので、表紙は書下ろしなので発刊当時の谷口氏のタッチですが、中身は1980年の発展途上の谷口氏の絵柄・・・正直、粗いです。

表紙に騙されて購入した諸兄も多いのでは（・・・覚えていませんが私もその一人かも）。

「無防備都市」のコメントはアップしていますので、こちらに関しては別に書く事もないと思ったのですが・・・

若かりし関川氏と谷口氏。

今読むと赤面してしまうような、各自のインチキ・プロフィールを掲載しています。

こちらは以前に発刊された別冊エースファイブコミックス「無防備都市」上下巻でも掲載されているのですが、

これが微妙に変わっている。

どちらもウソには違いは無いと思いますが・・・・関川氏が書きなおしたのでしょうかね？