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漫画荒雑録

漫画の記録と感想

鈴木由美子原作 「カンナさん大成功です」(2006年)

録画していた映画「カンナさん大成功です」を観る。

20160706-006 KD235160.jpg

身長169cmにして体重95kgの女性カンナ。

歌の上手い彼女は歌手を夢見て音楽業界に飛び込むが、結局スター歌手アミの舞台裏で声をあてる“ゴーストシンガー”に甘んじる日々。

そんなある日、秘かに想いを寄せていたプロデューサー、サンジュンの冷酷な本音を知ってしまったカンナ。

そこで彼女は一念発起して、全身整形で別人に生まれ変わることを決意、姿をくらますのだった。

それから1年後、ジェニーという新人歌手が彗星のごとく現われる。

169cm、48kgのパーフェクトボディと美貌に加え、天才的な歌唱力を兼ね備えたジェニーは、瞬く間にスターの階段を駆け上っていくのだが…。

鈴木由美子の同名マンガを映画化して本国韓国で大ヒットとなったラブ・コメディ。

肥満のヒロインが全身整形でスリムな美女に変身、幸せに向かって邁進するさまをコミカルに描く。



カンナさん2-1

カミさんが好きで、この原作者の漫画を何作か読んだ事があるのだが、正直どこが面白いのか判らなかった。

多分

韓国映画だからこそ

こんな稚拙な漫画を一本の映画として楽しめる作品に仕上げることが出来たのだろう。

確かに本作も予想できる展開に薄い内容だ。

だが、映画として最後まで飽きさせない作りになっているし、ラストには盛り上がり所や泣かせ所なども用意されている。

もし、この映画を日本で作ったのなら

クソ面白くも無い安っぽいテレビドラマの延長の様な作品にしかならないだろう。

期待しなかった分、とても面白かった。

主演のキム・アジュンが「凄い美人か?」と言えばそうでもないが・・・可愛いから許す。

あれ

ネットで調べたらやっぱり日本でも映画化されているんだな。

機会があったら観てみよう。

しかし

邦画ファンの私だが、断言できる

そっちの方が絶対面白く無い!

◆「カンナさん大成功です」 2006年/韓国 【116分】
監督:キム・ヨンファ 原作:鈴木由美子 脚本:キム・ヨンファ/ノ・ヘヨン 音楽:イ・ジェハク 出演:キム・アジュン/チュ・ジンモ/イム・ヒョンシク/イ・ハヌイ/イ・ウォンジョン/キム・ヨンゴン/イ・ボムス/リュ・スンス

★★★★★★・・・・

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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

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