レンタルDVDで映画「ダーリンは外国人」を観る。
漫画家を夢見るイラストレーターのさおりは、“漢字”の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人のトニーと出会い、つきあい始める。
英語が大の苦手のさおりに対し、トニーは日本語ペラペラ。
日本語で問題なくコミュニケーションがとれると思いきや、トニーが次々と繰り出す日本語への素朴な疑問をはじめ外国人ならではの言動に驚きと戸惑いが絶えないさゆり。
ぎこちないながらも交際は進展し、同棲生活をスタートさせた2人だったが、そんな彼らには、両親への紹介という最大の難関が待ち受けていた。
数年前に読んだ原作が面白かったので借りてみた。

国際結婚をテーマとした恋愛映画として観れば、それなりに上手く出来た映画だろう。
恋愛物の王道的な展開をちゃんと踏襲し
万人受けする内容の台詞
最後はきっちりとハッピーエンド。
う~ん。
いんだよ。
いんだけどさ
これじゃそこらにある普通の恋愛話しと同じじゃん。
テーマの国際結婚ってのもあまり意味が無いし。
特に原作を読んだ人には思いっきり期待外れな内容。
正直言うと
主人公が漫画で一本立ちするとか、
お父さんの反対とか、死を乗り越えるとか、
そんなのどうでもいいんだよ。そんな場面描くくらいなら
1個でも多く、トニー語録を出して欲しかった。
(私は「おおおかえちぜん」のエピソードが大好きだ)
エッセイ漫画を映画として如何にストーリー化するか?
主軸をラブストーリーと決めた時点で制作側は間違ったのだろう。
もし「2」が出来るとしたら
今度はちゃんとハートフルコメディとして制作して欲しいと思う。
◆「ダーリンは外国人」 2010年/日本 【100分】監督:宇恵和昭
原作:小栗左多里 脚本:大島里美 音楽:野口時男 主題歌:aiko 出演:井上真央/ジョナサン・シュア/国仲涼子/戸田菜穂/國村隼/大竹しのぶ
★★★★★・・・・・
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画
- 2012/01/17(火) 00:14:09|
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